アメリカで代表的な子供服のオンラインパターンショップの紹介です。
(それぞれリンクをはっています。)
Oliver + s
ここは私の一番のお勧めなんですが、他のパターン屋さんと比べて高いです。
ペーパー版とPDF版が選択できます。値段は同じなので、印刷や貼り合わせの手間を考えると、ペーバー版のほうが得?と思って、初めて買うときにペーパー版を買おうとしたのですが、なんとパターンひとつでアメリカ国内発送の送料約6ドル!!日本なら、パターン一つ買うなら、メール便で150円程度(?)ですよね。なので結局買ったのはPDFパターンです。
パターンナーのリーズルさんは、ニューヨークのFashion Institute of Technology(ファッションや被服系の大学)で専門的に学んでいるので、とてもきちんとしたパターンです。
仕様書もとても丁寧でわかりやすいです。
サンプル写真は、布の選択とか個人的にはあまり好きではないのですが、いろいろなブロガーさんが素敵に作られています。値段はかわいくないですが、パターンの質では他とは一線を画しているような気がします。安心して使えるパターンです。
女の子用、そしてどちらかというと、クラシックなデザインです。ワンピースが多いです。
Peek-a- boo Sewing Pattern
パタンナーのエイミーさんは、大学で「ソーイング入門」をとってクラスが大嫌いだったらしく、それ以外に専門的な勉強はしていないそうです。
試行錯誤の繰り返しでパターンを作っているということですが、次々に新しいパターンを出しています。
小さいお子さん3人のお母さんで、どうやって時間を編み出しているのか不思議です。
新しいパターンを売り出す前にモニターをフェイスブックで募集して、一般のモニターさんの写真もパターン販売のページに使っているので、サンプル写真もとてもいいです。この点では、とてもビジネス上手。
パターンはタンキニしか試していないのですが、とても良かったです。
特にタンキニのボトムはパターンがなんと1ピース。それなのに、出来上がりはとてもきれいな形でびっくりでした。
お値段は手頃で、スタンダードなデザインが多いです。
Blank Slate Patterns
男の子の服が多いです。(男の子2人のお母さんということもあって。)
気になりながら、買ったことがないので、残念ながら感想は書けません。
Figgy's
女の子のパターン屋さんで、とてもモダンなデザインです。
こちらも気になりながら、買ったことはありません。
Burda Style
たぶん、アメリカのパターン屋さんではないと思います。(もともとはドイツかな?ごめんなさい。)
ジョアンなどのお店で、ペーパー版のパターンが買えますが、オンラインのPDFパターンは同じものではないです。
お値段は手頃で、最近、とても気になっています。
ただ、パターンは縫い代がついていないので注意が必要です。
(他のパターン屋さんは、すべて縫い代こみのパターンです。)
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アメリカのオンラインショップのパターン購入に関して、日本と大きく違う点は、本元のパターンショップからだけでなく、いろいろなところから買うことができることです。
日本だとパタレさんのパターンは、パタレさんのショップからしか買えないですが、アメリカは生地のオンラインショップはたいてい代表的なパターン屋さんのパターンの取り扱いをしています。
いろいろなパターン屋さんのパターンを一気に集めたパターンショップもあります。
その中でも一番大きいのは、
Go To Patternsです。
上に紹介したパターン屋さんのうち、3つがここに入っていて、それ以外にもたくさんのパターン屋さんのを取り扱っています。
日本よりもセールが多いのも違う点です。
日本だと新しいパターンが発売されたときにちょっと安くなることはあっても、パターンのセールなんて、まずないですよね。
ポイントは各ショップのメールマガジンやブログの読者に登録しておくことです。
そうすると、セール情報がメールで届きます。
比較的セールがよくあるのは、Peek-a-boo Sewing Patterns です。
1~2週間に一度、特定のパターンが、15%オフぐらいになります。
Oliver+s は、通常は1年に1回セールがある程度(20%オフぐらい)なのですが、今、ペーパー版のパターンの全品半額セールをやっています。
ここまで大規模なセールは初めて!
ブログに書かれているコードをチェックアウトのときに打ち込むと、半額になる仕組みなので、ブログを読んでいないとわかりません。
(確かにお徳で、気になっているパターンもあるのですが、ペーパー版のみ、というのが曲者。)
タイトルにNo.1とつけたので、いつかNo.2も書く予定です。