このところ、食べたくて食べたくて仕方がなかったもの。
ブルーベリーパイ。
せっかくの生のブルーベリーを焼いてしまうのは、とっても罪悪感(もったいないという気持ち?)があったのですが、ブルーベルーが旬でたくさん出回っているときにしか作れないので、作りました。
レシピは Cook's Illustrated の July/ August 2009 の Best Blueberry Pie より。
これが焼く前です・・・。
アメリカのパイのレシピは9インチ(22.5cm)の型で焼くのが普通ですが、それだとなんとフィリングのブルーベリーは約1キロいります。なので、レシピを半分にカットして、17.5.cmの小さめの型で焼いてみました。
それでも、使ったブルーベリーは約500グラム。
Cook's Illustrated のレシピは研究を重ねていろいろな工夫があります。
まず、フィリングのブルーベリーは半量をお鍋で先にちょっと煮て、そこに生のブルーベリーを加えます。そして、フィリングの秘密は、なんとりんご( Granny Smith というパイ用の酸っぱいりんご)を少し加えること。荒くすりおろして、水気をしぼってフィリングに加えます。りんごのペクチンが、フィリングを固める作用をしてくれ、タピオカ(これも、フィリングを固めるためのもの)の量を減らせる、とのこと。
そして焼き上がり。
結構、手間がかかったので、夕食後のデザートにカットするときは、ドキドキ・・・。
アメリカでパイの食べ方の王道は何といっても、バニラアイスクリーム添え。
フィリングにレモン汁も入っていて、甘すぎもせず適度な酸味もあり、最高においしいブルーベリーパイでした。このレシピ、大のお薦めです!
最初、8分の1カットを食べたのですが、夫も私もそれでは満足せず、引き続きもう一切れ。
なんと一晩で、2人で半分を消費してしまいました。
買ったパイは、フィリングが甘すぎたり、フィリングの糊っぽさ(?)が気になったりします。
やっぱりパイは手作りに限ります。
大大大満足のブルーベリーパイでした。