グリーンカード(アメリカ永住権)目的での偽装結婚。
映画などでよくある話です。
アメリカ国籍の人との結婚によってグリーンカードを申請した場合、この「偽装結婚」を防ぐために、有効期限が2年の「条件付グリーンカード」が与えられます。そこで、2年が経過した時点で「条件削除」の申請をし、ちゃんとしたグリーンカードが与えられます。
私がこの「条件削除」の申請をしたのが今年の4月。
移民局から「例えば、以下のような証明書類」として指定されている、「夫婦共同の確定申告書( tax return )」「夫婦共同の健康保険の証明」「夫婦共同名義の銀行口座の証明」「夫婦であることを他の人の証明してもらう宣誓供述書 (affidavit )2通」を送りました。
偽装結婚じゃないので(笑)、この申請は何も重要視していなくて、待っていればてっきりグリーンカードが送付されるものと思っていました。
ところが、6月に「証明書類が不十分なため、グリーンカードの条件削除が認められません。
1ヶ月以内に、さらなる証明書類を送らないと、アメリカからの強制退去になります。」という手紙が。
送れる限りの書類を送ったつもりだったので、その手紙を見てパニックに。
強制退去って、仕事だってしているのに、日本に帰れ、ということ?
用意できる書類は、宣誓供述書しかないので、夫側の家族全員、私の同僚、結婚式に出席した夫の友人など合計約15人にお願いしました。
そして、エルサルバドルの旅行の写真、搭乗券が残っていなかったので、パスポートの入国証明なども一緒に送りました。
そして、きのう、「条件削除が認められました。新しいグリーンカードが60日以内に送付されます」という移民局からの手紙が届きました。
ほっ。
本当にどうしようかと思っていました。
外で草をかじるのが好きなスモーキー。