なんとも季節はずれなようですが、今日のNYは最高気温が26℃まで上がりました。
と言っても、暑くなったから急遽作ったわけではなくて、これがレイク・プラシッド旅行までに完成させようとしていたもので、今頃ようやく完成しました。レイク・プラシッドで泊まったホテルには、室内プールとホットタブ(お風呂のようなもので、水着を着て入ります。)があったので、出たあとにナナに着せようと考えていたのです。
パターン:
MADE (ビーチローブ 18ヵ月~3歳サイズ)
生地 :オレンジのタオル(Target)
とーっても疲れました。そして気分すっきり。
このパターンが発売されたのは、去年の夏です。「かわいいー!」とすぐに飛びついて、「材料はビーチタオル」と書かれていたので、タオルだけ早々と購入してパターンを購入しないままに冬になってしまいました。ミシン部屋の片隅にずーっと置かれていたタオル。かさをとるので、今回「よし、作らないと。」とパターンを購入して着手しました。
見てわかるように、これ、基本的にはとても簡単です。すぐにできるものなのですが、なんだか永遠にかかり本当に疲れました。
理由 その1:
私はビーチタオルを買わずに、バスタオルを買ってしまっていたのです。(ビーチタオルのほうが、バスタオルよりもずっと大きいです。)きっと、袖を短くする、とか丈を短くするなどしたら、全パーツを裁断できたのでしょうが、何も考えずに大きなパーツから裁断して、ふと気づくと最後にフードの部分がとれなくなってしまいました。
悩んだあげく、在庫布に白のタオル地があったので、仕方なくフードだけ白のタオル地で裁断しました。ところが、生地の厚さや質感が全然違うので、合わせてみても何とも変。またまた放置。
「バスタオルを買ったTargetでタオルを買い足すしかない」と思い出かけました。幸いに同じタオルがあって買ってきたのですが、私が買ったのは去年の夏で、今回買ったものは、生産ロットが違うために、同じオレンジでもはっきりと色が違いました。どう見ても変でした。もうガッカリ!そこで、そのタオルは返品して、やっぱり白のフードでするしかない、という結論に。
理由 その2:
バイアステープを作った生地は、去年ナナのジャケットの裏地に使ったネル生地の残りでした。「なんとかハギレを減らさないと。」と思ったのと、色的にも大丈夫な気がしたので。
ところが全体に使うには約8メートルのバイヤステープが必要で、そこまでの長さはできませんでした。他の在庫布のバイヤステープと組み合わせれば、と最初は単純に考えていたのですが、うまく合わせることのできる在庫布もなく、またまた放置。
さんざん悩んで、「同じ生地を探しにいくしかない」という結論に達したのですが、やっぱり去年買った生地は今年はもうありませんでした。最後には、似た色の布を買ってきました。
本体を縫って、フードを取り付けようとすると、オレンジの本体に白いフードはどうしてもどうしても納得がいきませんでした。他に作りたいものがあるものの、未完成のものを放置して新しいものに取り掛かるのも気が進まず、なんだかイライラする毎日でした。しかも、タオル地って始末していない縫い代からおそろしく糸くずがでます。ちょっと触ると服にもつくし、床にも落ちるし。本当にいらいら~。
そして完成のきっかけはきのうです。Targetのタオルコーナーをうろうろしていると、なんとタオルコーナーからちょっと離れたクリアランスのコーナーに、去年買ったのと同じオレンジ色のハンドタオルがあるのを発見。ハンドタオルを2枚買って、フードを2枚裁断し、なんとか完成に至りました。
すみません。長い話で。
でも、本当に精神的にすごく疲れて、そして完成したら気分すっきりです。
ちなみにフードの裏地もかなり悩み、在庫布ではどうしようもなく、お店でもいいものが見つからず、わざわざネットで購入しました。「在庫布だけソーイング」ってやっぱり不可能ですね。
きのうの夜遅く完成したものを、今日さっそくお風呂上りのナナに着せてみました。
喜んで着てくれたのですが、写真を撮らせてくれずベビーベッドに直行。
ベイビーの人形を寝かせています。
最後にこのパターンですが、とても親切な仕様書でした。写真つきでわかりやすかったのですが、文字での説明も多く、かなり読むのに疲れました。
夏にプールあがりに着せるのも楽しみです。